ジギング&キャスティングでのクロマグロ papa2

パパ大津留 2008年9月17日 青森県竜飛沖にてクロマグロ113.6キロ キャッチ!!

(以下、本人のレポートを記載)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

青森県竜飛沖。あの潮の早い中で、潜ったクロマグロが良く獲れたものです。

確かに4ノットを超える潮流の中を、メタルジグで食わすことは容易ではありません。
周囲にはイワシを追うクロマグロがそのドラム缶のような巨体を見せていました。
しかし、漁師の延縄漁、引き縄漁、さらに足の速いボートでのキャステングゲームでは、
バイトさせることができても、水面下のジギングでは中々むずかしかったです。

最初は通常のジギングロッドでやっていたのですが、ナブラのある方向にボートが流れると潜ってしまいます。
しかし、ボートの近くになると大型ほど警戒心が強く直下のメタルジグにはバイトしてきません。
まして、この潮流ではラインが撓み(たわみ)ショートロッドではメタルジグの動きが悪いと判断して、
パームスのコーラルスターツナクラス・8フィートのマグロカスタムで40~50メートルキャストし、
斜めにジャークすることにしました。

メタルジグは鉄ジグのショート、125グラムですから、軽くキャスとしても十分に飛距離が出て、
水平姿勢を保ち良く泳ぎます。キャストから50メートルほどカウントダウンし、高速のリトリーブから
軽いコンビネーションジャークで開始しました。
この早い潮流なので実際は20メートルぐらいしか沈んでないようですが、それでもラインの
撓みがなくメタルジグが良く動いてくれました。
そして、イワシのサイズにもマッチした事もあってすぐにヒットしました。

ランディングまでの9時間15分を1人でやりきりましたが、それは私の年齢のせいで、
単に時間が掛っただけかも知れません(笑)。ただ、その長時間を励ましながら丁寧に操船してくれた船長と、
上着を脱ぐのを手伝ったり、口の中におにぎりやお茶を放りこんでくれたり、汗を拭いてくれたり、
まるで老人介護のように世話をしてくれた同乗アングラー皆さんがあって出来たことです。

更に、この110キロを超える相手に9時間超のファイとですから、
フック、メタルジグ、リング、スイベル、ライン、リーダー、ライン結束、私の筋力、サポートをしてくれた仲間、
そして多くの運。全てがそろっていたと云う事です。

【使用タックル】

ロッド  パームス・コーラルスターツナクラスCTNS-86X2H(クロマグロカスタム)

ルアー  ネーチャーボーイズ・スイムライダーショート・125g

リール  ダイワ・ソルティガ-Z 6500EXP

ライン  VARIVAS・アバニ GT マックスパワー 6号

リーダー VARIVAS・ショックリーダー 200LB

フック  オーナー・ステンガートリプルフックST-66  5/0